韓国スター:イ・スンギ、異論のない“最高の人気芸能人”…その秘訣は? [韓流の話題スター]

真冬の大雪注意報が出された12月のある日、雪のようにふわふわして温かく、同時に冷たくて冷静なカリスマ性を持った男イ・スンギに会った。演技なら演技、バラエティーならバラエティー、歌なら歌、いつも最高の位置で最善を尽くすこの男。彼の本当の姿が気になった。

―真面目なイメージが強い。このイメージが嫌になる時はないか?逸脱を夢見たことがあるか気になる。

イ・スンギ:いままで特にイメージを作ろうとしたことも、変えようとしたこともない。自身の姿をあるがままに見せるだけだ。かえってそういった点がイ・スンギならではの長所ではないだろうかと思う。

―歌手、演技、バラエティー等、今まで“失敗”というのがなかった。芸能界では“イ・スンギは天運を持って生まれた”という言葉まである。だからこそ、失敗への怖さが大きいとも思うが

イ・スンギ:失敗か…僕より周りの人々がもっと怖さを持っているようだ。事務所や僕をメイクしてくれる方々のほうが悩んでいるようだ。僕は失敗という怖さよりは、新しいことに対する挑戦だという考えが強い。うまくやらなきゃと思うよりは、頑張りたいという気持ちのほうが大きいし、それに向けて努力するだけだ。

―10代にデビューしたが、いつの間にか20代半ばとなった。幼い時を振り返ればどう思うか?また、今のイ・スンギは?

イ・スンギ:3~4年目の時、デビュー時代を振り返れば「本当にダメだった。あの時よりは今はうまくやっているようだ」と思っていた。しかし、9年目となった今は違うふうにおもう。かえって、今の僕の姿から初々しかった9年前または数年前のイ・スンギを見ていると、初々しい感じがあっていい。以前に比べると今は成長し、自身が何をすればいいか、そして何ができるかを区別できるくらいになったと思う。

―広告好感度1位をほぼ逃したことがない。秘訣でもあるか?

イ・スンギ:自分も気になる。活動をしない時にかえってランキングが上がる時もある。感謝する限りだ。特別な秘訣はない。変わらず、あるがままの姿をそのまま見せるだけだ。

―ファンたちの間で“スンレルヤ(スンギ+ハレルヤ)”と呼ばれる。イ・スンギさえいれば、悪いことも良いことに変わるという意味だ。

イ・スンギ:そのニックネームは知っている。気分がよくなるニックネームだ。“台風が来ればスンギを連れてこい”とも言う(笑) ファンの間でのニックネームはあるが、周りの人から呼ばれるニックネームは特にない。

―ハ・ジウォンは年上、ハン・ヒョジュは同い年だ。年下の女優とは共演したことがあまりないようだ。女優とは呼吸が合ったか。

イ・スンギ:韓国で最高と選定されるハ・ジウォンと「キング~Two Hearts」で最近共演した。ハ・ジウォンという女優は、相手の俳優を気楽にしてくれる。そのため、彼女と演技をする時は、彼女が与える安定感や信頼感に頼って演じることができる。僕もそんな役者になりたい。いつまでも誰かに頼って演技をするわけにはいかない。僕より年下または後輩俳優と演技をする時に、先輩たちが僕にそうしてくれたように、僕も彼らに信頼感や気楽さを与えられる俳優になりたい。そして、彼らにとって頼もしい先輩でありたい。そんな感じを与えるべきターニングポイントが今じゃないかと思う。

―個人的に歌、演技、バラエティーのうち何がもっと難しいか。

イ・スンギ:簡単にできるのは一つもない。本能的にやるのはバラエティーだ。バラエティーは激しく努力しなければならないと同時に、またその瞬間を楽しむことになる。バラエティーをする時は気分がいい。歌と演技はまだまだ学ぶべきことも多く、もっと努力しなければならない。だからもっと難しいように感じられる。

―バラエティー界のワンダーボーイだ。最高のバラエティー番組にはいずれもイ・スンギがいる。最も難しかったバラエティーがあるとすれば。

イ・スンギ:「ハッピーサンデー-1泊2日」が一番難しかったと思う。どの番組も一緒だが、「1泊2日」は出演陣が負う責任感が特に大きかった。全国民が見る番組だった。特に「1泊2日」は突発変数が多い。芸能人であり、プレーヤーであり、監督のようなマインドが必要だ。もう1つ加えれば、今の「1泊2日」よりは僕がいた「1泊2日」の時が厳しかったと思う(笑) もちろん、これは制作陣の特性が反映されたものだと思う。

―カン・ホドンとたくさんのバラエティー番組をしてきた。最近活動を再開したカン・ホドンを見ると、何を思うか。

イ・スンギ:復帰番組をチェックして見た。本当に嬉しかった。僕にとっては親しい先輩であり兄だ。久しぶりなのに、そのエネルギーは変わらなかった。カン・ホドンは後輩の将来を切り開いてくれる人だ。自身が独占するのではなく、後輩に席を作ってくれる先輩だ。芸能人として、先輩として、兄として学ぶべきところが多い人だ。

―イ・スンギと論争は本当に似合わない言葉だ。論争を避ける自身ならではの方法があるか。

イ・スンギ:話すときに率直に表現するが、感情を交えない。何事も感情的に考えれば判断力が鈍る。人生を生きながら、訴えたい時や、愚痴を言いたい時はもちろんある。しかし、感情が先走ると、ペースが崩れる時がある。そんな時は失敗をすることになる。そんな時は平常心を保とうと努力する。

―SNSをしない数少ないスターだ。コミュニケーションという面で残念だというファンがいる。

イ・スンギ:SNSという空間は非常に曖昧だと思う。プライベートな空間でもあり、ある意味ではオフィシャルな空間にもなる。そのすべてでもあり、どちらでもない曖昧な空間だ。だから、余計な混乱を引き起こしかねない空間だと思う。率直になろうとして、意図しないミスにより混乱が生じたりもする。だからSNSをやらない。

―最近、新曲「戻す(Return)」を発表した。音楽番組1位を独占している。久しぶりの歌手復帰だが、気持ちはどうか。

イ・スンギ:今回の新曲はヒーリング感性バラードにコンセプトを決めた。これまでの曲が歌唱力を優先したのであれば、今回の曲は聴く人にフォーカスを当てた。曲を聴けば、リラックスして暖かくなる感じを与えようと努力した。毎回感じることだが、まだ歌手としては不十分なところが多い。だから、今回のアルバムを準備しながら、どんな姿を見せればいいか、正直長い時間を悩んだ。そして、自身ならではのスタイルを探そうと思い、悩んだ末にこのアルバムが出たのだ。僕の歌のスタイルを探すために努力した。歌手としての不十分さ、ジャンルに対する選択、そして僕ならではのスタイル。本当に悩みに悩んだアルバムだ。

―もう新年だ。ファンにあいさつを。

イ・スンギ:2012年は僕にとって意味のある1年だった。たくさんのことを考えることができたし、個人的に成長できた時間だった。ドラマからバラエティー、歌手まで1年が瞬く間に過ぎた。だから新しく始まる2013年がさらに楽しみだ。読者の皆さんも期待が溢れる新年を迎えて欲しい。

俳優イ・スンギ・代表作:

キング~Two Hearts DVD-BOX1+2》 
 華麗なる遺産 DVD-BOX 1+2+3
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。