「刀と花」オム・テウン vs ノ・ミヌ、劇中のカリスマ対決 [2013更新 韓流ドラマ]
「刀と花」で淵蓋蘇文(ヨンゲソムン、チェ・ミンス)の庶子ヨンチュン(オム・テウン)と嫡出の長男淵男生(ヨンナムセン、ノ・ミヌ)の共通点は、父親から受け継いだカリスマ性や権力に向けた欲望である。しかし、ヨンチュンと淵男生が見せる色がまるで違う。
これまでヨンチュンは淵蓋蘇文の事実上の唯一の息子として存在感を示し、優れた知能や武芸、誠実さを見せてきた。ヨンチュンは自分が正しくないと思えば、家紋を捨てて父親にも立ち向かえる断固とした人物で、自身が愛していたソヒ姫(キム・オクビン)を力がなかったために守れなかったと思い、ひたすら権力を高めることに邁進してきた欲望の権化である。
一方で、嫡出の長男である淵男生はイケメンの笑顔に隠された残酷な狂気が恐ろしい人物だ。瞬きもせず反乱勢力の息の根を止められる残酷さでリトル淵蓋蘇文と呼ばれる淵男生は、序盤からヨンチュンを牽制し、自身の影響力を高めることに総力を傾ける。
このようにことごとく対立し、殺伐とした心理戦を繰り広げているヨンチュンと淵男生のカリスマ対決は、ドラマの緊張感を高め、「刀と花」の楽しさを倍増させている。
「刀と花」第13話は、韓国で14日夜10時に放送される。
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