時代劇・韓国ドラマ「新・別巡検-ビョルスンゴム-」DVD見終りました [韓国時代劇ドラマ]

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別巡検(ピョルスンゴム)というのは、朝鮮王朝末期の警察に相当する警務庁に置かれていた科学捜査隊のことであった。最近のテレビドラマでお馴染みの警察の科捜研のような任務を果たしていた。警務庁というのは、1895年に実施された近代化のための甲午改革によって新設された今日の警察庁のような機関。ドラマ「茶母」(日本語題「チェオクの剣」)などでお馴染みの左右の捕盗庁(ポドチョン)が廃止になり、それに代わって設置された。警務庁で働く警察官に相当するのが、巡検たち。その中でも特殊任務を負って私服刑事のような仕事をした人たちを別巡検と呼んだ。


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ドラマ「別巡検」は、2007年10月にスタートしたシーズン1から2010年9月開始のシーズン3までMBCで断続的に放送されてきた。中でもシーズン1は秀作といわれ、主要登場人物7人は忘れがたいキャラクターとしていつまでも人々の記憶に残り続けている。特に第1話と第15-16話が見ものであった。

第1話は、百丁(ペッチョン)身分の父親が、生まれて間もなく寺に捨てた娘が、上流階級の両班家に拾われてお嬢様として成長する姿を家僕として身近で見守り続けてきたが、そんな実娘と、自分が育ててきた百丁青年が懇意にしていることを知るや、せっかく良家の閨秀に納まっていた娘の幸せを願うあまり、息子のような青年を殺害しなければならなかった父親の苦渋に満ちた選択を描いたストーリーであった。人間の本性をいかんなく描き切った作品であった。

第15-16話は、朝鮮王朝後期に人気職業の一つになっていた伝奇手の一人が何者かによって残酷な方法で殺害された事件を別巡検の隊員たちが捜査し、犯人を突き止めていく。その過程で伝奇手というのは、人々に物語を読み聞かせて人気を得ては、舌先三寸で財を築き、権力を握ることが出来る仕事であることが分かり、その地位を維持するために他人の不幸を踏みにじることもあるという真相が明かされていく。両性具有の若者の秘密を本にして作家に転身しようとした伝奇手が自ら招いた死ともいえる。伝奇手たちの人気取り競争の挿入シーンが目を見張るほどに傑作であった。

主要配役

リュウ・スンニョン: 別巡検を取り仕切る警務官カン・スンジョ
パク・ヒョジュ: 別巡検に配属された奴婢の茶母(タモ)ヨジン
オン・ジュワン: 巡検の一人キム・ガンウ
アン・ネサン: 巡検のペ・ボックン。強烈な慶尚道訛りの好人物
キム・ムヨル: 資料分析員オドク
ハ・ジェスク: シニア資料分析員ヌングム
イ・イリョン: 死体解剖担当ユ・チギョン
 
《出演者》
リュ・スンリョン(カン・スンジョ)、パク・ヒョジュ(ヨジン)、オン・ジュワン(キム・ガンウ)、アン・ネサン(ペ・ボックン)

脚本: チョン・ユンジョン、ファン・ヘリョン、ヤン・ジナ
 
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